団塊シニアを狙う(戦略経営者24年度9月号より)其の二

2012年9月6日 金子 重二調書 経営者塾

「7っのフリー」を基本戦略として、わが社の”切り口”(発想)を団塊シニアにアプローチ。

第一のポイントは、健康・趣味、知的好奇心などにスポットを当て、団塊シニアを取り込む手法

事例では、複合カフェを全国に展開するランシステムが高齢者向け「健遊区間」
ケース。 健康マージャン、カラオケ、囲碁、将棋などができるほか、高機能マッサ
ージチエアも備える。気軽に立ち寄れて仲間と会える”楽しい場”で団塊シニアを引き
つける。同様の発想と分析できるのが、 ぽけかる倶楽部。従来、旅行会社は「交通
手段+宿泊」という形で顧客に提案していたが常識を覆し「現地集合・現地解散型」
のシニア向けイベント ツアーを創りだした。体力的、経済的 にも手軽で利用しやすい。
首都圏に毎月約300本登録会員数は今や約17万人というからすごい。 23年12月、
シニア層をターゲットに「スマホの学校」

第二のポイントは、「親子2代・親子孫3代」という発想で事業を開発することだ。

「シックスポケット」(両親と双方の祖父母の合わせて6個の財布)の形がみてくる。
例えば、孫娘の誕生日に「リカちゃん」を祖母がプレゼントするなど、自分(団塊
シニア)のコレクションを孫と共有したい、あるいは自分たちが育てきた文化や音楽
などを理解し受け継いでもらいたいという思いの現れとみることができよう。さらに、
其の孫との触れ合い方を今風にアレンジすれば従来にないビジネスを創造できる。
今や、特に大都市圏で、年老いた親とその子どもが別々に暮らしていることのほうが
多い。一緒に暮らしていれば親のささいな体調の変化を見落とすことはないし不健康
な生活習慣を注意し たりもできる。「予防医療」の側面からも、最近注目されている
のが、「ウェルノート」という 家族間コミュニケーションに特化したSNS。都内に
本社を置くITベンチャー、ウェルスタイル が運営している。「ウエルノート」は、
遠くでなかなか会えない実家両親(団塊シニア)とのメッセージのやりとりや、撮影
した写真を家族だけで共有することができるという。要は離れて住む親 ともウエル
ノートでつながれば、可愛い孫の写真をいつでも両親に見せてあげることができると
いう わけだ。ウエルノートでは、親子間の会話のやりとりが「ネタ切れ」にならない
ようにするための仕掛けをいくつか用意している。その一つが、医師たちが最近の
はやりの病気や予防法などのをリアルタイムで配信する「診察室Live!」の機能。
それらの医療情報はボタン一つで家族間でシェアできる。 ほかにも「日経BPネット」
や「日経ウーマンオンライン」の雑誌コラムが五つのテーマ(ビューティー、ライフ、
マネー、ビジネス、IT)ごとに随時アップ でこれを話題にする のもいい。
ウェルスタイル(谷生 芳彦社長)アカチャンホンポ業務提携

第三のポイントは、「競争社会で生きた高感度消費者の団塊シニア」を取り込む手法

団塊シニアは、基本的にチェックはきびしく口コミ力もある。故に自分の眼鏡に
かなった店(店員)には足繁く通うが、そうでなければ一見客でおわるだけでなく
「あそこはダメ」と周囲に吹聴される。もう一つはデザインやファッションを重視
して商品開発に当たらなければ必ず失敗するということ。 理由は、「年はとっても
センスは良い」と自負している人が多い。この 切り口で成功しているのがステッキ
専門店「チャップリン」を展開するサン・ビ-ム(新宿25坪、山田 澄代社長従業員
11名)一貫体制(製造・卸・小売)で今ではお洒落れなステッキの提供でチャップリン
フアン約3万人の固定客(女性七割)を抱えるまでなつています。

金子会計事務所
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