「戦略的会計が企業を伸ばす」について

2012ー7-24 金子重二調書 経営者用学習塾

 「戦略的会計が企業を伸ばす」について   疋田 文明氏 金子 智朗氏 対談より
企業経営環境がますます厳しさを増す中、企業に成長をもたらす管理会計を生かした経営戦略に注目されております。表題の「戦略的会計が企業を伸ばす」で、管理会計を実践するうえで求められる経営者像や経理部門のやるべき役割については、まず経理部門は制度会計の決算書をつくる「作業」しかない部門から経営に役立つ情報を提供する経営参謀の役割を担い、単に情報を作るだけの作業は極力へらし、付加価値をもたらす仕組みづくりや情報分析などに力を注ぐことであります。
真に経理部門が経営参謀たる組織になるためのもう一つの条件は人材教育で決算という作業を行うことが経理の仕事だとおもつており、意識改革が必要であり、的確な判断を下すには、まず基礎的な知識が欠かせません。会計で知識に相当するのは会計制度とその周辺情報であり、管理会計は考える部分に相当し、そこに人間的なアプローチや切り口が求められる。さらに他の部門の体験が有効であり、制度会計の役割は会社の実態を忠実に表すことにある。だから、さらに踏み込んで会社の価値や生産性の向上などを総合的に考えられる経理部門となるには、制度よりも、まず自社の業務について知るほうが大切である。そこが外部の会計専門家と異なる。今後、細かい規定のない原則主義の国際会計基準(IFRS)の導入が進めば、そうした対応の需要性がたかまるだろう。

元気塾主催 経営ジャーナリスト疋田 文明氏 → 顧客基点の管理会計が重要
経営ピジョンに応じた人材の評価基準が必要
宮崎県を地盤とするホームセンターのハンズマンは顧客基点を重視した評価基準250の評を設けけて、好成績をあげている。
優れた経営者は数字に強いそして財務会計でなく管理会計上の数字を重視している。制度に基づく決算書をつくる作業には模範解答があり、その通りやっていれば済んだかもしれないが、管理会計に模範解答がはなく、自分の頭できちんとかんがえなければならない。決算偏重から戦略的経理へ、意識を変えることがたいせつだ。考えるうえで材料となる知識も不足している。的確な判断を下すには、まず基礎的な知識が欠かせない。「質のいい記憶が増えるほど、発想の総量がふえる」

公認会計士・税理士、名古屋商科大学院教授金子 智朗氏 → 経理部門に経営参謀の役割を
人は評価基準にしたがつて行動するものだ。会計数値は直接コントロールできない。行動した結果が会計数値だから、コントロールできるのは行動しかない。どう行動をすれば 利益につながるのかというロジックを組み立てること、あるべき行動を促す行動指標(評価基準)設定するのは経営者の役割である。
管理会計とは、会社が信じる方向に向かい全員が行動するような評価基準たる指標をどう見える形にするかというこことと言っていい。
管理会計を本当の意味で理解せず、予算管理と部門別損益管理の仕組み程度しか考えない人が多い。管理会計は経営の役に立たなければ意味がない。まず経営者が方針や価値観を明確にしたうえで、その実現に取り組むべきだ。

金子会計事務所
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